MYANMAR SMILE
MYANMAR SMILE
2012/8/4-14@ Low Impact
Myanmar Smile
アジアが好きです。
それは生きてる喜びを肌で感じることが出来るからです。
見知らぬ異邦人が困っていても、
人々は積極的に助けてくれようとします。
アジアのインドシナ半島西部に位置するミャンマー。
信仰心が強く「縁」や「奉仕」を大切にする自然多き仏教の国。
一方で独裁国家としても知られたこの国は、民主化が進み、
これから経済や人々の生活が急激に成長しようとしています。
経済が豊かになると、人と人とが助け合う関係が希薄になり、
また、社会のスピードが速くなると、
「経過」より「結果」 を大切にしてしまいます。
「経済の豊かさ」と「心の豊かさ」は、反比例しているのでしょうか？
そうではなく、人は人と触れ会い、
経済と共に比例して成長していくべきもの。
初めてのミャンマーの旅は、たった10日間の旅。
これから経済成長への転換するまさにターニングポイントで、
多くの人々の心の豊かさを感じることが出来ました。
バガンの寺院で「僕が説明してあげるよ」と、
何の見返りも求めずに案内してくれた少年。
ヤンゴンのバス停で困っていると、
助けた青年と一緒に小さな旅してくれた少年。
ヤンゴン対岸の村に住む、船乗り場で働いている貧しい青年。
この国の人々の「今」をもっと知ってもらいたい。
笑顔の人々のこれからを見守ってもらいたい。
そう思ったきっかけから、今回の写真展を開催します。
